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頭では分かっていても…。

  • 執筆者の写真: なるせゆうや
    なるせゆうや
  • 2023年4月29日
  • 読了時間: 9分

【頭では分かっていても…。】



あなたはこんな経験をしたことは


ないだろうか?




『頭では○○をやろうと思っている。


でも、実際にその行動ができない。


出来ても、続かない。』



ree






こういった意識と行動に関する問題は


どこでも耳にする。






自分の意識とは裏腹に


真逆の行動をとってしまうようなこと。






今回はそのことについて


このブログで話す。






具体的な解決策の提案というより


人間の脳の構造的に



『なぜそのような


行動パターンが生まれるのか?』




という話になる。






昔から脳研究の分野において


よく言われていることで、



あなたも少しは


聞いたことがあるかもしれない。





『人間は意識のパワーよりも


潜在意識のパワーの方が圧倒的強い。




例えば意識のパワーを“1”とするならば


潜在意識のパワーは“99”である。』







つまり、意識的に


右に行こうと思っても、




潜在意識(無意識)が


左に行こうとした場合




1 VS 99 の引っ張り合いになり


どう考えても99の潜在意識のパワーの方が


圧倒的に強いから




結局、意識とは裏腹に


潜在意識の望む方向へ


僕らの行動や現実は導かれてしまう。








この話は良く聴く話で、


もはや半分常識になっている。






だから、僕らが人生を変えていく時、


もしくは自分を変える時、


そして行動を変える時、





この3つの場合において、


意識の力で変化しようとしても、


実は上手く行かない。





重要になるのは


潜在意識の方向性を変えること。





逆に言えば、潜在意識に


特定の情報が入れば、




放っといても、


潜在意識どおりの現実になるし、




潜在意識どおりの行動が


自然にできる。






一時的な引き寄せや


一時的な願望実現ならば、


意識の力である程度達成できる。





ただ、長期的な変化は


潜在意識どおりの現実が


レスポンスされる。






だから、僕らが大きく


人生を変える、


自分を変える、


行動を変える



ためには、潜在意識に


特定の情報を入れてやる必要がある。







ならば、ここで重要になってくるのが



『どうやって潜在意識に


特定の情報を入れるのか?』




『そもそも僕らの潜在意識の情報は


どのようにして創られるのか?』





という問題である。






このことを考える時に


以前、このブログでも紹介したが、


僕の過去の同級生の言葉が、


すごく参考になる。







彼女は積極的に学級委員をやりながらも


本当にみんなから人望があり、


みんなに愛されているような


素敵な女の子だった。






いつも笑顔で、みんなに親切で、


それぞれの良さを見つけて


そこを誉めるような女の子だった。






中1の時に僕は彼女に出逢ったが、


もう、その頃から


よほどの人格者だった。






頭は良かったが、


それを鼻にかけることは一切なく、



自分で考えることができる、


知恵のある素晴らしい人だった。







彼女は10年ほど前に


フェイスブックで


こんなことを話していた。






ーーーーーーーーーー

今、ニュースで


あらゆるネガティブな報道が


されているけど





この報道が良いニュースばかりになったら


どれほど世の中の人たちの心は


明るく前向きになるのだろう。




私達の心は


私達に入れる情報によって


創られているのだから。



ーーーーーーーーーー




正確な言い回しは忘れたけど


こんなようなことを


彼女は口にしていた。











世の中の人々はニュースや


周りの人たちの言葉が


どのようなものになっているのか、


あまり意識していない。







僕が周りの人やニュースの言葉の重要性を


散々、動画やブログで


話しまくっているから




さすがに僕の視聴者さんや読者さんは


もう分かっていると思うけど、




ハッキリ言って、


僕らの周りに飛び交う言葉は



僕らの人生を天国にも地獄にも


する力がある。








人の潜在意識は面白いもので、


僕らが意識している、


していないに関わらず




何度も繰り返し、


インプットされた言葉を


なんとなく許容し、


それが潜在意識の情報になる。








つまり、人々が意識していなくても


繰り返しニュースの報道を


なんとなく見たり、聞いたりするだけで





僕らの潜在意識は


書き換えられてしまう。







だからニュースを見ている人は


本人が望む、望まないに関わらず


ネガティブな思考と現実を


生み出してしまう。







よく自己啓発で、



『テレビを見ている人は


成功もしないし、幸せにもなれない。』





と言われている理由は


ここにある。







それは当たり前といえば当たり前で、



ニュースやテレビを見ている人は


積極的にメディアに洗脳されるために


その世界に


突っ込んでいるようなものだから。







わざわざ自分の潜在意識を


メディアに預けて、




『私の潜在意識を


メディアの思うように


洗脳して下さい』





って言ってるようなものだよ。









脳の仕組みを


分かっている人間が見れば




テレビを見ること自体が


チャンチャラおかしいし、



わざわざ自分の人生を


棒に振っているようなものである。








ニュースに限らず、


テレビは僕らの価値基準や判断に


こっそり洗脳を仕掛けてくる。







さっき話したように


僕らは繰り返し入力される情報を


いつの間に自分の信念にしてしまう。






例えば、僕がアパレルをやっていた時に


すごく実感したことがある。





メンズのファッションは


トレンドがあまり流れないけど、




レディースのファッションは


トレンドの移り変わりが激しい。





そして、トレンドを追い続け、


毎年のように新しい服を買っている


女の子たちを見て、


僕は疑問に思っていた。






トレンドを追い求める彼女たちは


『トレンド』であることが


重要であって、





『自分がそのファッションを


好きかどうか?』





という指標がない子達が多い。







本来、ファッションは


本人が心から好きだと思う


ファッションを着れば良い。





そこにはトレンドとか、


流行りとか、


そーゆー概念はない。






浴衣が好きなのであれば、


トレンドに関係なく、


年中、浴衣を着ればいい。






判断の基準は


『自分が心から好きかどうか?』




それで選択するのが


本来のファッションだと僕は思っている。








ただ、多くの女の子たちが


自分の好きなスタイルではなく、



『トレンド』



を求めるようになっている。








実はアパレル業界にいた人なら


知っていると思うけど、




そもそもトレンドは


自然発生的にマーケットから


生まれるわけではない。






アパレル業界全体で


『来年の流行はコレで行きましょう!』




って流行をコントロールしている。







それは当たり前で


アパレル業界からしたら




毎年、毎年、


服を買ってもらいたいわけで、





毎年、毎年、


服を買ってもらうためには




翌年に新しいトレンドを生み出し、



『去年の服着てるの?!


ダサくない?!遅れてない?!』




みたいな社会認識を


生み出している。








つまり、服を毎年、


買ってもらうために




トレンドを


毎年のように生み出して、





去年のものはダサいという


価値観を社会全体に生み出しているのだ。








だから、女の子たちは


その洗脳にまんまと踊らされて、




『トレンド遅れないように』


『去年の服で、ダサいと言われないように』




と思い、


毎年せっせと新しいモデルの


服を買っている。








冷静に考えたら


この現象はおかしい。





アパレル業界の中にいた僕ですら、


その違和感が強くあった。








本来、ファッションなんて


自分の好きな服を着れば良い。





そこに流行りとか、


他人がどう思うとか関係ない。





自分が好きならば、


その服を着れば良いし、



よっぽど気に入っているのであれば


何年経っても着続ければ良い。






そもそも服なんて、


翌年だって着れるのに




なぜ買い替えるのか


僕にはさっぱり意味が分からなかった。









もちろん、ファッションには


相手のためのファッションもある。





社交の場とか、


相手への配慮によって、




スーツを着たり、


そのシチュエーションの合わせて、


相手への思いやりで


ファッションをする場合もある。








スーツなどのファッションは


元々フォーマルな場においての


ファッションだから、





それは相手への配慮をして


相手を意識してファッションを選んでも


そこにはなんの問題もない。








ただ、カジュアルファッションにおいては


フォーマルな場じゃなく、


プライベートな場でのファッションだから




自分の好きな服を着れば良いし、


毎年買い替える必要もない。








ただ、今の世の中の常識は



・服は毎年買い替える。


・トレンドを追う。





ということが


当たり前になっている。








その価値基準は


どこから生まれたのかというと





服を毎年、買いまくってほしい


アパレル業界の意図から来ている。







そしてテレビや雑誌などの


メディアを通じて、


多くの人はその価値に洗脳されている。







一度、その価値観に洗脳されると


僕らはその価値観を


まるで自分自身の価値観のように感じるから





元々はメディアによって


洗脳された価値観なのに




まるで元々、


自分が望んでいることのように


思えてしまうのだ。







メディアによって


繰り返し入力される情報は




望む望まないに関わらず


僕らの潜在意識に入っていく。





そうするとその潜在意識の情報通りに


僕らは行動してしまう。






だから世の中の人は


トレンド追う行動を


本能的にやってしまう。






買い物をやめようと


意識で思っていても



潜在意識が買い物をさせるから


新しい服を買う行動を


自分自身で制御できなくなる。









これらの話のように


僕らは意識で何を思おうと


潜在意識の情報にそって行動してしまう。






そして、その潜在意識の情報は


メディアなどによる


繰り返し入力された情報によって


創られていってしまう。






特にテレビなどのメディアの場合は


必ず発信者の意図がある。





さっきのアパレル業界の話で言えば


『毎年服を買いまくってもらうため』


という意図があり、





人々にそういう行動を


とってもらうために


メディアを通じて洗脳を仕掛けてくる。








だから、さっきも言ったように


テレビを見ることは




『私をあなたの思うように


洗脳してください!』





ってわざわざ


コントロールされる人間になるように


突っ込んでいるようなもの。







僕がテレビを見ることは


チャンチャラおかしいという理由が


これでよく分かると思う。










そして、僕らの潜在意識は


『繰り返し入力される情報』



によって創られると話した。








コレはテレビに限らず


本来、すべてのものに言える。






・You Tubeの動画



・読んでるブログ



・身近な人の発言

 


・自分が言う発言



・自分の頭の中の言葉







そういったものすべてが


自分の潜在意識を創っている。






だから僕は、いつも動画で


入力を気をつけてね!


と言っている。








その僕らが触れる言葉や情報によって


僕らの潜在意識が創られて、



それはそのまま人生に


反映される。







潜在意識のパワーが


とても大きく、




その潜在意識によって


人生が創られて行くのであれば





自分の潜在意識の作り方が


何よりも重要になってくる。






つまり、僕らの人生は


繰り返し入力される情報によって


形創られていく。







意識で思う以上に


潜在意識が人生に圧倒的な影響を


与えるわけだから、





その潜在意識の活用の


マスターになることは



人生をマスターすることになる。







今回の話は具体的に


どうしろという提案ではないけど




こういう脳の仕組みを


理解しておくだけでも、


人生は大きく変わってくる。





そして、知らないうちに


他人にコントロールされずに



しっかりと自分の価値基準を


自分の中に創っていくことができる。








あなたの人生の


役に立って頂けたら


幸いである。











ありがとう。






【自分の価値観をブッ壊せ!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 

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