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愛の気持ちが返ってくる

  • 執筆者の写真: なるせゆうや
    なるせゆうや
  • 2022年5月4日
  • 読了時間: 3分

【愛の気持ちが返ってくる】


2012年の春、


僕はどう表現したら良いか


わからないほどの


愛おしい気持ちで、毎日を過ごしていた。









毎晩のように夜中に部屋の窓を開ける。




心地よい春の夜風を味わいながら


愛おしい気持ちが溢れていた。




その自分の心を感じながら、


ただ、ただ、嬉しくて、愛おしくて、


一人暮らしの四畳半の中で


ポロポロと涙を流していた。




春の夜には桜が舞っていた。











別に何かがあったわけじゃない。



誰か、愛する人が居たわけじゃない。



ただ、なぜだか、


今、生きていることが嬉しくて、



今日まで頑張って生きてきた


自分自身が愛おしくて



『よく頑張ってきたね。


一生懸命生きてきたね。』




そう自分の中にいる


もう一人の小さな自分に


声をかけるたびに



涙が止まらなくなっていた。






心から自分を好きになれた時、


それが2012年の春だった。




いや、好きになれたという言葉は


正確でない気がする。





不完全でも、一生懸命に生きてきた


自分自身がとても愛おしくて、


とても大切にしてあげたい気持ちに


溢れていた。





そんな言葉が正確な気がする。





そんな自分との会話がきっかけで、


心から自分を大切に思えるようになった。



心から自分を許せるようになった。



未熟でも頑張って生きる自分が


愛おしくてたまらなかった。





そんな気持ちで、


毎日を過ごし、



誰にも知られずに


春の夜風の中、



一人、静かに泣いていた。




心から愛おしい気持ちが


とめどなく溢れていた。






しばらくして、


僕の身の周りに面白い変化があった。





少しずつだけど、


職場の人達が、


以前よりも優しく接してくれるように


なっていた。




というか、本当にみんなが


僕を愛してくれていることが


すごく伝わってきた。





すごく、優しくしてくれたり、


慕ってくれたり、


頼ってくれたり、


僕を好いてくれていることが


すごく伝わってきた。





分かりやすく、周りの人たちの反応が


変わっていったから、


僕も少し驚いていた。





しばらく経って、


その理由が分かった気がする。





きっと僕が僕自身を


愛し、大切にし始めたから、


みんなが僕を


愛してくれるようになったのかな。




そう思うようになっていた。




僕が愛おしい気持ちで


毎日を過ごしていたから、




みんなも僕に愛おしい気持ちを


向けてくれたのかな。






そんな気がした。





よく、自分を愛すると


人から愛されると言うけど、



まさにそれを


心から実感した時期だった。





とにかく、僕にとって


2012年の春は


本当に大切なことを教えてくれた。




これからも一生涯、忘れることのない


とても、とても、


大切な時間だったと言える。





そして、2012年の春に


一緒に過ごしてくれた職場の仲間たちには


感謝しかない。




僕にとって、本当に大切で


かけがえのない仲間たちだった。





この気持ちが伝わるかは分からないけど、


でも、本当に、本当に、


大切で、大好きな仲間たちだった。





みんなのことを


僕は一生涯、忘れることはありません。






そして、あの2012年に、


みんなが僕の背中を押してくれたから



溢れる愛で、


僕を見送ってくれたから、


今の僕の人生があります。





本当に、本当に、ありがとう。






一人ひとり、


名前をあげるわけにはいかないけど




どうしても、感謝を述べずには


居られない人が一人います。





中畑さん。




中畑さんと一緒に働いて、


あの頃、中畑さんとの間で


色々あったことが、



今の僕のすべてを創っています。





本当に、本当に、


ありがとうございます。




中畑さんのおかげで、


今の僕があります。





あの頃のおかげで


今の僕があります。





あの頃、毎日関わっていた


みんなのおかげで


今の僕があります。





本当に、本当に、


ありがとうございます。





僕はあの頃を一生涯、


忘れることはないでしょう。





それぐらい、


とても素晴らしい日々でした。





本当に、本当に、


ありがとうございます。






優しくしてくれて、


ありがとう。




送り出してくれて


ありがとう。




応援してくれて


ありがとう。




愛してくれて、


本当にありがとう。





とても大切な日々を


本当にありがとうございました。







成瀬悠也より。











 
 
 

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