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忘れたくないモノ

  • 執筆者の写真: なるせゆうや
    なるせゆうや
  • 2024年7月9日
  • 読了時間: 4分

【忘れたくないモノ】


2012年、スピリチュアルの世界で


霊的覚醒が進むと言われたその年に


僕は自分の中に


大切なモノを発見した。



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2012年の春は、


その大切なモノが


自分の内側にあることに気付いて



毎日、嬉しくて


涙が止まらなかった。





別に何かがあったわけじゃない。


どちらかと言うと


静かな日常だったけど、




日々、瞑想と内観と散歩を


繰り返していた僕は、


自分の内側に輝くモノを見つけていた。







今日まで一緒に、


生きてくれた自分自身に



『良く頑張ってきたね。』



そう、自分自身を大切に、


愛おしく思う気持ちで溢れていた。







ちょうど、そのぐらいの時から、



『プラスもマイナスも含めて、


ありのままの自分を全部まるごと愛する。』




ということを言葉ではなく、


体感的に感じられるようになっていた。








自分を愛すること、


自分を大切にすること、



それが自惚れとかじゃなくて、


ものすごく尊いことなんだと、


心で感じられるようになっていた。







自分のすべてを


愛で包むことが


出来るようになったら、





自分の日常にある


すべての景色、一つ一つが


愛おしくてたまらない気持ちになった。






風も、


緑も、


蝶々も、




学校帰りの子供も、


立ち話をする主婦も、


ゆっくり乳母車を押すおばあちゃんも、




この街も、


空も、


雲も、


地球も、


頭上に広がる宇宙も、





なんだか、すべてが、愛おしくて、


なんだか、すべてが、大切で、



そんな愛と喜びに包まれて


過ごす日常だったから




その尊さに、


その感動に、


毎日、毎日、


涙が止まらなかった。







夜、窓を開けて、


窓ぎわに座り、


夜風にあたりながら、



少しひんやりした風を


心地よく味わっていると、




色んなことを思い出した。





あの人が僕を助けてくれたなぁ。


あの人は僕をすごく愛してくれたなぁ。


あの人が僕の存在を喜んでくれたなぁ。


あの人のおかげで


いっぱい学び、いっぱい成長できたなぁ。






そんなことを考えていたら、


過去に関わってくれた色んな人たちへの


感謝が溢れてきて、



ありがたいなぁ。


大好きだなぁ。


愛おしいなぁ。




そんな気持ちで


胸がいっぱいになっていた。





そして、また、嬉しくて、


夜に一人でポロポロ涙を流していた。







ちょうど、その時、


ずっと疎遠になっていた父に、



心からのありがとうを伝えたくて、


メールを送った。




母にも、ありがとうを伝えたくて、


手紙を書いた。







本当に2012年は


僕にとって


大きなターニングポイントだった。






そして、絶え間なく、


大好きとありがとうに溢れていた。





心の中で、


何度みんなに


『大好きだよ。ありがとう。』


って言ったか


分からないぐらいだった。






家族や、昔の友達、


バンドの仲間、


昔の職場の人達、


今の職場の仲間、


昔の恋人、






今の僕があるのは


間違いなく、みんなのおかげだった。





どれだけ大きな波を越えてきて、


どれだけ成長して、


こんな風に人生を進んでこれたのは




間違いなく、


関わってくれたみんなのおかげだった。





だから、いっぱいいっぱい、


心の中でありがとうを伝えていた。





大好きな気持ちも、


大切にしたい気持ちも、


愛おしい気持ちも、


ありがとうの想いも、


とめどなく内側から溢れて、




ただ、今、この瞬間を


生きているだけで幸せだった。











2024年の今から、


当時を振り返ると、




あの静かな日々の経験は


僕にとってものすごく重要だった。





2012年の春は


僕にとってとてもとても


静かな日々だった。





何かがあるわけでもない。



何かが起こるわけでもない。



仕事以外、人とも会っていない。





とても、とても、


静かな日々だった。






でも、内側と向き合い、


大切なモノを見つけた僕は、



もう、この人生における


大切な指針を手に入れていた。







内側から絶えず、


愛も、喜びも、感謝も


溢れていた、あの感覚。





自分のすべてを


まるごと愛で包み込める、あの感覚。





目に見えるすべてが、


愛おしく、尊く見える、あの感覚。





みんなに大好きだよ。ありがとう。


をいっぱい伝えたくなる、あの感覚。







『あの感覚』




どうしたって言葉では


表現しきれない、あの感覚。




もう、言葉を超えて、


ハートでダイレクトに感じるしかない


あの感覚。





それが僕にとっての大切なモノ。






その大切なモノを忘れずに


『あの感覚』を忘れずに


ずっと、ずっと、


生きていきたいと思った。









何かあったら、


いつも、そこに戻りたいと思う。




そーゆー大切なモノを


見失わずに、


この人生を歩んでいきたい。







いつも、ありがとうね。





なるせ






『なぜ、一人の時間が大切なのか?』















 
 
 

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