働き方の変化。時代の変化
- なるせゆうや
- 2023年5月20日
- 読了時間: 5分
【働き方の変化。時代の変化。】
僕が生まれたのは
岐阜県の端っこの小さな街。
その街はすぐ隣に
愛知県の豊田市があり、
自動車メーカーの
『トヨタ』がある。

トヨタが近くにあることから
僕の住む街は
自動車の工場やら
部品メーカーなどがたくさんあり、
工場労働者で
活気に満ちていた。
僕が生まれた頃は、
まだまだ自動車産業が盛んで、
工場労働者は
とても給料が高いし、
純粋に車が好きな人が
たくさんいた印象だった。
しかし、僕が高校生になると
You Tubeが生まれて、
それぐらいから
インターネットが盛り上がってきた。
今ではもう、
無くなってしまったが
・ミクシー
・前略プロフ
などのコミュニティサイトが
活発になり、
次第に、
・アメーバブログ
・ツイッター
・フェイスブック
が流行っていった。
今ではSNSももちろんだけど、
あらゆるアプリケーションが生まれて、
パソコンから
スマホの時代になっている。
この2、30年の間の変化は
僕らの社会的な変化と共に
『働き方の変化』
を象徴していると思う。
昔は工場労働者のような
『肉体労働』
がメインだった。
しかしインターネットの発達や
サービス業の発展によって
『知的労働』
がメインになった。
知的労働はただ単純な
ルーティン的な作業の繰り返しではなく、
『考えながら目標を達成する働き方』
を知的労働という。
例えば、スーパーの店長で言えば
『売り上げを10%上げるために
お客様のまとめ買いを誘発しよう!』
『じゃあ、野菜売り場に
一緒にドレッシングを置けば、
野菜の購入と一緒に
ドレッシングも買ってくれるのでは?』
みたいな仮説を立てて、
実際に売り場を変えてみる。
そして、セットでの
ドレッシングの売れ行きを分析する。
そんなことをしながら
『売り上げ10%アップ』
を達成するそのプロセスは
知的労働である。
この数十年で、
この手の知的労働は
爆発的に増えた。
ただ単に
言われたことをやるだけの
肉体労働から、
自分から能動的に考える
知的労働に従事する人が増えた。
ただ、ここ数年は
SNSによって
自らをタレント化したり、
エンターテイメント的な
働き方が急激に増えた。
ユーチューバーや
インフルエンサーは
タレント的な働き方と
プロデューサー的な働き方が
混合した今までにはなかった形態である。
彼らのことを
『エンターテイメント労働者』
と仮に名付けるとしたら
今後、スマホ市場の活性化により
『エンターテイメント労働』
をする人はもっと増えるだろう。
そもそも今の10代、20代は
もはやインスタグラムではなく
TikTokや17ライブなどを
やりまくっている。
今の10代が、
10年後、20年後には、
『エンターテイメント労働』
の主役となり、
自らをタレント化させ、
自らをプロデュースする
働き方をする人がどんどん増えるだろう。
つまり、
『エンターテイメント労働』
はこれから増えていく。
そして、先ほど話した、
『知的労働』と『肉体労働』は
減少していく。
というか、
もうすでに減少している。
製造業が
・ロボット化
・オートメーション化
し始めてから
肉体労働者は仕事が減っている。
肉体労働者がいなくても、
機械が変わりに仕事をするからである。
そして、知的労働者も
今後減っていく。
人工知能の発達によって
知的な活動も
ある程度はAIに任せることができる。
とくに
・予測
・分析
に関してはAIは
とても優れている。
もちろんAIにできない
意思決定やクリエイティビティは
必要になるから
知的労働が
すべて無くなるわけではないが
今後『知的労働者』も
減少していく。
ロボット化による
『肉体労働者』の減少。
AI化による
『知的労働者』の減少。
そして、今後ますます
増えていく予想されるのが
『エンターテイメント労働者』
である。
このたった30年ぐらいで
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『肉体労働者』
⇩
『知的労働者』
⇩
『エンターテイメント労働者』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という働き方の変化があった。
ただ単に、
職業を変えるということではなく、
『働き方のスタイル』
がたった30年で激変している。
この話に希望を感じる人もいれば、
不安を感じる人もいるかも知れない。
ただ、僕個人的には
中立的な立場でいる。
ただ、客観的な考察として
間違いなく言えることは
『働き方が常に変化していること』
『働き方のスタイルが変化していること』
『望む、望まないに関わらず
変化していること』
である。
30年前の段階では、
今のインフルエンサーのような
『エンターテイメント労働』
はまったく想像できなかった。
自らをタレント化させ、
自らをプロデュースする。
今後スマホ市場の拡大と共に
この働き方のスタイルは
拡大していく。
人によっては
『ネコ』をタレント化して、
『飼い主』がプロデューサーとして、
エンターテイメント労働を
している人もいる。
いわゆる
『ニャンチューバー』
である。
きっと飼い主さんも
20年前に、
自分自身がニャンチューバーの
動画を作ってるとは
思ってもいなかったであろう。
この短い期間で
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『肉体労働』
⇩
『知的労働』
⇩
『エンターテイメント労働』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と働き方のスタイルが
変化しているわけだから、
これからも変化は続く。
だから、僕らは
『いつでも
働き方のスタイルを変化させる』
ぐらいの気持ちで生きるのが
ちょうど良いと個人的には思う。
変化せずに
過去や今にしがみつくより、
ワクワク楽しみながら、
常に働き方のスタイルを
変化させ続けるぐらいで良いと思う。
そして、それは
『働き方』に限らず
『生き方』のスタイルも
常に変化できるように
準備していて良いと思う。
今のスタイルに凝り固まるほどに
新しいスタイルや
新しい可能性は見えなくなってしまう。
逆に今の生き方や
働き方のスタイルを
手放しても良いと思えてきたら
新しいスタイルや
新しい可能性は
どんどん見えてくる。
前回のブログと同じ結論になるけど
やはり、重要性が
今後ますます増してくるのは、
『変化そのもの』
である。
『どんな働き方が正解か?』
ではなく、
『常に変化すること』
が重要性を増してくる。
変化する自分の人生に
怯えるのではなく
変化する自分の人生に
ワクワクや好奇心を募らせる。
そして、変化する時代と未来に
希望とワクワクを持って、
進み続けることである。
それはマンガの『ワンピース』
と同じである。
人生を冒険し続けることに
ワクワクするのである。
【これからの時代に変化する上で重要な事】
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