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人生の夜を越えた先に…。

  • 執筆者の写真: なるせゆうや
    なるせゆうや
  • 2022年11月30日
  • 読了時間: 4分

【人生の夜を越えた先に…。】


2011年ぐらいから


僕の人生は大きく変わっていった。



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個人的にも色んな経験をしながら


たくさんのことを学び、



泣いたり、笑ったり、


苦しんだり、喜んだり、




そういう経験を通じて、


自分がどのように生きたらいいのか


手探りでも、


見え始めたのがその頃だった。





2010年から2011年にかけて


人間関係や仕事を大きく手放して、


一度ゼロになった。




でも僕にとって


それが良い経験で、


まさしく新しい人生の始まりだった。





色んな経験をして、


色んなことを悩み、考え抜き、


一回り大きくなった自分がいた。







その頃から、新しいタイプの人達に


出逢うことが多かった。





その人たちは


笑顔で、明るく、


前向きな心を持っている。





しかし、彼女たちは


ただのポジティブではなかった。





苦しみも、絶望も越えて、


そういう闇を越えてきて、



その上で、


明るく生きている人たちだった。





それは僕自身の境遇と


まったく一緒だった。







悲しみも、苦しみも、


経験して、




そして、悩んで、考えて、


自分の生き方を見つめて、



そういう闇を越えた上で


力強く、明るく生きていた当時の僕と、


同じような境遇を


歩んできた人たちだった。






そういう歩みをしてきたから、


彼女たちは明るく生きながらも、



深みのある思考と言葉が


自然と溢れるような魅力的な人たちだった。








僕は以前から、言っていたけど、


そういう人たちが大好きだ。






ただ、明るく、


ポジティブなだけではなく、





闇を越えた上で


明るく、ポジティブに生きている人、





色んな経験をして、


深く考え抜いて、


夜を越えてきた人たち。





そういう人たちは、


同じ言葉を発しても、


深みと厚みが全然違う。






自分自身もそういう歩みをしてきたから、


同じように夜を越えてきた上で


明るく生きる人たちが大好きだ。






2011年の当時、


僕はその人たちを


『類友』と呼んで心から慕っていた。








ネガティブな経験は


誰しもが味わいたくないと


思うものだと思う。





しかし、よくよく考えれば、


そういうネガティブな経験がなければ


成立しないことが


たくさんあることに気付いた。





ハッキリ言えば、


夜を越えてきてない人には


深みなど生まれるはずがない。






人生の夜を味わい、


悩んで、迷って、考えて、


自分がどうあるべきか、


どんな生き方がしたいのか、


どんな自分でありたいのか、




そーゆーことを徹底的に


見つめる時期がなければ、


より良い歩みなど出来るはずがない。






逆に言えば、


人生の夜を経験することが、




僕らの人間的な深みを増し、


生き方を徹底的に見つめ、


人生と誠実に向き合うきっかけを


与えてくれる。






人生と誠実に向き合い、


自分と誠実に向き合い、


生き方を誠実に見つめなければ、




より良い生き方、


より良い人生、


より良い自分になることはできない。





だから、人生の夜を越えてきた人々は


それを経験することになり、




とても力強く、


自らの人生のビジョンが


とても明確になっている。





何よりも、深みのある


とても魅力的な人間になっている。







人生におけるネガティブな経験は


僕らの人生を


より良いものに変えてくれる。




僕らの生き方を


より良いものに変えてくれる。




だから僕は、


過去にそういう経験をしてきて


心から良かったと思う。






平易な言い方をすれば、


人生の夜を越えてきたから、


いかに生きればよいのか、


目覚めることができたと言える。










そして、ネガティブな経験は


僕がよく話している『オセロ』の話に


通ずるところがある。







オセロの黒の裏側には


必ず白があるように、




僕らの闇の裏側には


必ず、光がある。






人生における


ネガティブな経験は




『こんな人生は生きたくない!』




ということを強烈に


意識するきっかけになる。







僕らは人生において、


『何がイヤか?』


を強く意識することにより、




『どうありたいのか?』


が明確に見えてくる。






例えば、幼い頃に


親に色んなことを強制させられたり、


窮屈な思いをしてきた人は



『こんな生き方はイヤだ!』



と強く意識する。






そして、それが故に


大体の場合が


『自由に生きる!』


という望みを心に持ち始める。








その人が『自由に生きる』


という望みを持つようになるためには




『不自由でイヤだった。』


という経験がどうしても必要になる。






つまり、ネガティブな経験は


自らの望みを明確にする


プロセスでしかない。






ネガティブな経験を


味わうことがなければ




強烈な自分の望みは生まれず、


人生に方向性がない状態になる。







寂しさを経験した人は


ぬくもりを求めるようになるように、




貧しさを経験した人は


豊かさを求めるようになるように、




束縛を経験した人は


解放を求めるようになるように、




退屈を経験した人は


充実ややりがいを求めるようになるように、




孤独を経験した人は


繋がりを求めるようになるように、




病気を経験した人は


健康を求めるようになるように、




波乱を経験した人は


平穏を求めるようになるように、





僕らが経験する黒の出来事は、


僕らが欲する白の状態を明確にする。








僕らが経験してきたネガティブなことは


自分自身のニーズに気付く、


大切なきっかけになっている。






だから、あまり、


恐れる必要はない。





僕らが経験するネガティブなことは


必ずプラスに転換される。





それはオセロの黒が


白にひっくり返るように。





だから、


何も心配しなくて良い。





どんな夜も越えて、


あなたはより良い人生を歩んでいける。





いつも、ありがとう。







【あなたは苦しみを越えていく】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 
 
 

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