top of page

これからの時代と若者のコミュニケーション

  • 執筆者の写真: なるせゆうや
    なるせゆうや
  • 2023年5月31日
  • 読了時間: 6分

【これからの時代と若者のコミュニケーション】


昨晩から今朝にかけて、


今の時代の若者たちについて考えていた。





取り立て、


『コミュニケーション』


について考えていた。



ree




きっと、コレは誰もが


感じているだろうけど





昔よりも、


今はコミュニケーションや


人間関係が希薄化している。







とくに、若者と呼ばれる層が


コミュニケーションができず、


人間関係が希薄化していると


問題視する人が多い。






いわゆるコミュ障の若者である。





ただ、僕個人に


コレについて思うことがある。






今回のブログは


結論を出すものではなく、


思考を深めるためのものである。





そして、テーマがテーマだけに


抽象度は自然と上がる。






良かったら、


頭の活性化と


抽象度の上がる思考のために


一緒に考えて頂けたら幸いである。






若者の人間関係の希薄化や


コミュニケーションの希薄化を


問題視する色んな人がいる。





僕自身、あまりそういう若者に


関わったことがないので、


実感としてはあまり無いけど、




やはり、間接的に


色んな人から話を聴く限り、


若者たちにそういう傾向がある。





ただ、僕が以前から


疑問に思っていた事がある。




それは



『それって若者に限らなくない?』




ってこと。





つまり、コミュニケーションや


人間関係の希薄化は





若者特有の問題ではなく、


すべての年齢層に起きている。





むしろ、若者とか、


中年とか、そういう問題ではなく、




『昔に比べて、今の時代』


の人間関係が希薄化している。






きっとこのブログを


読んでいる人にも


実感があると思うけど




昔は近所の関係が


もっと温かく和やかなものだった。





僕も小さい頃は


おじいちゃんからの教えで、


近所の人に挨拶をしていた。





近所の人にすれ違えば、


『おはようございます』


『こんにちは』



と誰にでも挨拶をしていた。






地域の人も、



『あ〜成瀬のぼっちゃんね!』



『あ〜成瀬さんところのお子さんね!』






みたいな感じで、


近所の人に温かく


見守ってもらえていた記憶がある。








しかし、今は、


地域や近所のコミュニケーションは


ドライになっている感覚がある。






昔のような和やかな体感はなく、


どことなく緊張していたり、


警戒していたり、




若者に限らず、


どの世代においても、


この現象は起きているように実感する。







もちろん、例外的に


そうでない地域や人間関係は


あるかも知れないけど、




全体の傾向としては


やはりドライな感じはする。







そんな時代に生まれ、


そんな時代に育った若者たちが



人間関係が希薄化することは


ある意味、当然かもしれないけど



しかし、それは


若者の問題ではなく、


現代の問題といって良いと思う。








そして、今、『問題』という言葉を


使ったけど、




『それって本当に問題なのか?』




ということも僕は考えていた。








例えば、僕が20歳の時に


一緒にいたパートナーは


根っからのコミュ障だった(笑)






彼女は僕の2歳年上だったけど、


マジで友達がいなくて、


毎日、僕のアパートに来ていた。






彼女は自分の気持ちを


言葉にすることが


あまり上手ではなかった。





心の中で何かを感じていても、


それを言語化することが


上手く出来なかった。






しかし、僕らの関係は


すごく上手く行っていた。




それは言葉を使わなくても、


一緒にいて、心地よくて楽しいから



何も話さなくても、


一緒に居るだけで、


満たされるような気持ちだった。







彼女は分かりやすくコミュ障で


言葉でコミュニケーションをするのが


あまり得意でなかったけど、




でも、僕らがしていた


コミュニケーションは


言葉を使わないコミュニケーションだった。










そもそも、人間とネコ、


もしくはネコとネコのコミュニケーションを


良く観察すると




そのコミュニケーション手段は


言葉ではない。





もちろん、『にゃー』とか言って


何かを訴えることもあるけど、





一緒に寝たり、


お互いに毛づくろいをしているネコは


言葉を使わずに関係性が成立している。






人間とネコも、


言葉を使わなくても、


スキンシップとかで、


お互いの心を通わせている。






つまり、コミュニケーションは


『言語』に限らない。






もちろん、コミュニケーションの


主な手段は『言語』だけど、




コミュニケーションは


『アイコンタクト』『スキンシップ』


その他もろもろでも成立する。






僕は当時、彼女と


そういう言葉ではないコミュニケーションを


良く使っていた。





もちろん、言葉も話すけど、


それよりも心から心に伝う


コミュニケーションが


大きかった気がする。









色んな人と関わっていると、


やっぱり『言葉』が苦手な人もいる。





僕は幸いにして、


言葉にするのが得意だから



こうやって文章を書いたり、


動画で話したりしているけど、



でも、やっぱり世界には


言葉が苦手な人もいる。







でも、そういう人を


ちゃんと観察すると、


それ以上に良い面や長所がちゃんとある。






そういう人は


話を聴くのが上手だったり、


良く笑って話を聴いてくれたりする。









いつも、僕が動画で


話しているけど






人は『弱み』『短所』に


意識を向けると


どんどん小さく萎縮するけど






『強み』『長所』『良い部分』に


意識を向けると


その人はどんどん大きく広がり輝き出す。








つまり、どんな人にも、


『良い部分』『長所』『強み』があって



そこに意識を向けると


その人はどんどん良い方向へ向かう。









それと同じで、



現代の若者や現代の人々の


コミュニケーションや人間関係の希薄化を


嘆いたところで、


物事は良くならないけど





でも、そんな彼らにも、


『良い部分』『長所』『強み』は


たくさんある。







そういう部分を見出し、


その彼らの良さを


思いっきり引き立てて上げれば、




若者も、現代の人々も、


良くなっていくのではないだろうか?







例えば、言葉が上手く使えなくても、


もし、その人の笑顔が素敵なら



『君の笑顔は素敵だね!』




で良いんじゃないか?






で、その人が笑顔を


どんどん磨いていけば、




その人は言葉を使わなくても、


相手と目を合わせただけで、


愛される存在になる。







現代の若者にも、


現代の人々にも、


必ず、良い面はたくさんある。





そこを意識して、


彼らの良い面が輝き出せば、




例え、コミュ障でも、


素晴らしい社会が待っていると思う。










だから、そもそも


現代の若者や人々が



コミュ障で人間関係が希薄化している


という現実も、





僕個人的に


『それが何か?』


という気分だ。






それは問題ではなく、


何かの素晴らしい機会だと


思っている。







そういう若者や、


そういう現代の人々が



これからの時代を創っていくことは


間違いない事実である。





そして、


そういう現代の人々だからこそ、


現代の若者だからこそ、


できることがたくさんあるはずである。






だから、僕個人的には


『問題』ではなく


『チャンス』なんじゃないかと


思うほどである。








どうあっても、


必ず時代は移り変わる。





そして、その時代に生きる


人々も変化していく。






平安時代の人々も、


江戸時代の人々も、


明治の人々も、


昭和の人々も、


そして、令和の人々も、


違って当然である。






そして、そういう


『新人類』『新しい日本人』


だからこそ、



できること、拓けてくる世界が


必ずあるだろうと僕は思う。








人の良い面を見つめれば、


その人は輝き出すように




この時代の良い面を見つめれば


この時代はきっと輝きだし、



もっともっと


素晴らしい社会になると思う。









大丈夫。



僕らには素晴らしい未来が待っている。






今日もありがとう。





【せっかくこの時代に生まれたならば。。】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 

コメント


記事: Blog2_Post

©2020 by なるせゆうや。Wix.com で作成されました。

bottom of page